シリーズ第4弾。
あからさまな幽霊譚はほとんどなくなり、狐狸に化かされる類やほんのりと不思議感が漂うエピソード等が大部分という印象。
スーツ姿の男や普段着の女性、あるいは年端もいかない子供といった、闇に包まれた山奥に到底いるはずがない存在を見てしまうという体験談は、似たような話を幾度読んでも、やはり怖い。
通い慣れた山中でなぜか迷ってしまう、という怪異も然り。
個人的には、こういった話は読むだけにして、決して経験はしたくないものだ…と強く思う。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
単行本
- 感想投稿日 : 2023年5月13日
- 読了日 : 2023年5月13日
- 本棚登録日 : 2023年5月13日
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