部下を持ったら必ず読む 「任せ方」の教科書 「プレーイング・マネージャー」になってはいけない (ノンフィクション単行本)

著者 :
  • 角川書店 (2013年11月22日発売)
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日々、忙しい中で
他の人に任せられることがありながら、
なかなか任せられないという人も
多いのではないでしょうか?


本日ご紹介する本は、

仕事をいろいろな人に任せることの利点と
任せか方について、わかりやすく解説した1冊。


ポイントは
「コミュニケーション」

任せる場合に重要なのは、
権限の範囲を明確にした上で、的確な指示を行うこと。

的確な指示は、双方向のコミュニケーションが必要です。

指示を出す側は、任せられる人が動きやすい様に、
具体的な指示を出す必要があります。

また、指示される側は、
指示の内容を理解できるまで
聞き直す必要があります。

これがきっちりできていないと
仕事を任せた場合に、
後になってロスが発生することが
よくあります。



「的確な指示」

的確な指示を出すために、以下の項目を
きっちり伝える必要があります。

 ①期限
 ②優先順位
 ③目的、背景
 ④仕事の質のレベル

これらをあいまいにして指示してしまうと
仕事の丸投げになります。



「任せない理由」

なかなか仕事を他の人に任せられない理由に
自分がやった方が早いというのがあります。

短期的に見ればその通りです。

でも、自分とは違う感性を持った人に
仕事を任せたほうが、長期的には
会社として成長すると考えましょう。

ぜひ、読んでみてください。



◆本から得た気づき◆
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多様な人材に任せることでしか、会社は成長しない
指示を出す側=動きやすい様に、具体的な指示を出す
指示させる側=指示の内容を理解できるまで聞き直す
プレイヤーの能力 = 自分の仕事をひたすら高めていく能力
マネージャーの能力= 部下全員に合格点(60点)を取らせる能力
インプットの量を増やす方法 ①人から学ぶ ②本から学ぶ ③旅から学ぶ
衝撃力=質量×スピード 同じ能力ならスピードを高めなければならない
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◆目次◆
1章 上司になったら「任せるしくみ」をつくりなさい
2章 デキるリーダーは常に「いい任せ方」をしている
3章 「プレーイング・マネージャー」になってはいけない
4章 この上司力で「チームの実力」を一気に上げる
5章 「時間を殖やす」「成果を殖やす」人材マネジメント
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◆マインドマップ◆
http://image01w.seesaawiki.jp/f/2/fujiit0202/d3d1b182eb0e0467.png
 

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: リーダーシップ
感想投稿日 : 2014年11月28日
読了日 : 2014年11月28日
本棚登録日 : 2014年11月28日

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