リストカット: 誰か気づいてくれたら…

著者 :
  • 窓社 (2004年11月1日発売)
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辛い気持ちはぐるぐると永劫に回り続ける。
解決。それが提示できるとしたら
やはり最後に行き着くのは

『人と人とのつながり』

「ここにいる。」「そばにいる。」
その一言が生をつなぎとめることだってある。

SOSは時に
誰にどういう風に伝えればよいのかわからなくなる
だから時に嘘をつく
「元気だよ」
その裏側の気持ちを汲み取って欲しい。
小さく強い願い、こめて。



人をほっておきたくないと思った。
人の痛みをわかってあげたいと思った。
一緒に悩んであげたいと思った。応援したいと思った。

あたしはぜんぜん恵まれた人生じゃなかったけど
だからこそできることってあるのだな
とか今は考え中。ん。

リストカット。その行為は好きじゃない。
仕方のないことかもしれないけれど、
やっぱりしてほしくない。
それよりも
もっと前向きな感じで自分を傷つけましょうよ!
って感じにリスカの代わりの行為を推奨しています。
あれ?


生きてほしい、と思います。

読書状況:未設定 公開設定:公開
カテゴリ: ノンフィクション
感想投稿日 : 2008年6月1日
本棚登録日 : 2008年6月1日

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