アルパチーノがギャングとして成り上がる物語。
蛮勇と度胸で身を削りながら突き進む姿は、どこか痛ましい。
アルパチーノの演技にはとても引き込まれた。派手なバイオレンスシーンに目が行きがちだが、手に入れた力とカネと女に囲まれても満たされない虚しさの演技も印象的だった。背中を丸めどこかしぼんでしまったような姿と、虚な表情。
一方で銃撃戦では生き生きとし、そして破滅に向かっていく。
サクセスストーリーを皮肉な視点で描いた作品。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
映画
- 感想投稿日 : 2021年3月6日
- 読了日 : 2021年3月2日
- 本棚登録日 : 2021年3月2日
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