未来に先回りする思考法

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  • ディスカヴァー・トゥエンティワン (2015年8月27日発売)
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・IOTの先には、モノに知性が宿る世界がくることが予想される。
・インターネットは、近代に引かれた様々な境界線を「溶かす」。

・経済は、一人ひとりの生活を向上させる役割を担っている。
・政治は、全員の生活を向上させる役割を担っている。
・経済的な活動には「公益性」が求められるようになり、政治的な活動にはビジネスとしての「持続可能性」が求められる。
 →経済と政治の境界線は曖昧になってきている。
 →政治は経済化し、経済は政治化してきている。

・変化のスピードは速い順に、消費者、法人、行政・司法

・テクノロジーによる効率化は労働者にとっての収入を減らす可能性がある。
 しかしそれと同時に消費者に対してコスト削減としうメリットももたらす。

・今の時代に当然とされているものを疑うことができるという能力は、未来を見通すうえで重要な資質。
・今の自分が進んでいる道は「そもそも本当に進むべき道なのかどうか」自転車をどれだけ改造して整備しても、宇宙に出ることはできない。
・「どうすれば現状のやり方を効率化できるか」と考える前に、「今も本当にそれをやる価値があるのか」を優先して考える。

・未来に先回りするために重要なこと。
 1.常に原理から考える(そのシステムがそもそもどんな「必要性」を満たすために生まれたか)
 2.テクノロジーの現在地を知る
 3.タイミングを見極める

・取り組んでいくうちにその人の知識や能力はアップデートされ新しい能力が身についたりする。
 つまり、現在の認識できそうに見えることは、将来の自分にとっては楽勝でできる可能性が高い。

・物事がうまくいかない場合、パターンを認識と確率が認識できるまえ「実験」だと割り切って量をこなす。

・ロジカルシンキングは、他人を説得する際には絶大な力を発揮する一方、物事の成否を見極めるには、実はそれほど役に立たない。

・評論家になるな、実践者たれ

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
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感想投稿日 : 2019年11月28日
読了日 : 2019年11月28日
本棚登録日 : 2019年9月9日

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