北町奉行所に勤める中間、同心、岡っ引きなど様々な人々のドラマを描く連作短編集。
押し込み強盗からの生き残り、中間の為吉の成長もはさみながら進んでいく。
複雑な心境を丁寧に細やかに描くところは宇江佐さんらしくそれでいて読みやすい。
これからも彼らを見ていきたいと思ったが、宇江佐さんが亡くなられたという衝撃的なニュースが舞い込んだ。
新刊はもう読めないが、今ある作品を大事に読んでいきたい。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
時代小説 捕物
- 感想投稿日 : 2015年11月9日
- 読了日 : 2015年11月9日
- 本棚登録日 : 2015年11月9日
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