面白かったんだけど、ごめんなさい評価は低めです。
45歳のバツイチ独身ひとり暮らしのミチル。青春時代にバブルを経験した事から今だにその感覚が抜け切れていない痛い女。
読み始めは何かこんな女は嫌だな〜と思っていたけど、だんだんと素のキャラクターが出てきて途中から彼女を少しずつ好きになっていきました。
だけど、なんていうか話がどんどん飛んでいく感がして、ひとつの作品として軸がないというかバラバラとまとまりがない印象。
キャラの設定もいまいち定まってない感じで、どうも同一人物と思えない感じで読んでいました。
最後はミチルが自分の殻を破って、自然と前向きになれたというような締めくくりでしたが、で、結局何だったの?という読後感。
かなり辛口コメントになってしまいましたが、けっこう楽しく読んでたので、なんだか残念です。
読書状況:読み終わった
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は行の作家
- 感想投稿日 : 2014年9月12日
- 読了日 : 2014年9月12日
- 本棚登録日 : 2014年9月12日
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