振り回されないメール術―状況を改善する「適切な書き方」 (ブルーバックス)

著者 :
  • 講談社 (2012年1月20日発売)
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本棚登録 : 63
感想 : 9
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メールのやりとりで振り回されるのは実は、自分の書くメールに問題があるという視点で、メールの書き方の基礎をまとめた本。
基本的な内容が多いが、改めて読んで再認識させられる部分はあった。
下記に役に立ちそうな内容を書く
・メールの構成は「宛先、あいさつ+名乗り、本文の概要、本文、文末のあいさつ」
・本文の構成は「結起承」(結:結論、起:結論に至った理由、承:背景等の詳細情報)
・文章は短く。短くするには、「分割する」「不要語句を削除」「短い表現に変える」「箇条書きにする」の4つの方法がある。
(1)分割する・・・「が」をさける等
(2)不要語句を削除・・・意味が同一な、過剰な修飾語は削除する
(3)短い表現に変える・・・シンプルな熟語を利用する
(4)箇条書きにする・・・そのまま
・使えそうな表現(こちらの主張ばかりを強くしない)
(1)×「ください」→〇「いただけませんでしょうか」Or「いただけると幸いです」(実質指示でも、相手に余地を与える書き方にする)
(2)×「違います」→〇「違っているようです」(「ようです」で表現を弱める)

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: ビジネス
感想投稿日 : 2012年7月31日
読了日 : 2012年7月31日
本棚登録日 : 2012年6月30日

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