[鑑賞日:レンタルDVDにて2011年12月4日]
DRAGONHEART
1996年 アメリカ
日本公開日:1996年08月
監督:Rob Cohen
出演:Dennis Quaid、David Thewlis、Pete Postlethwaite、Dina Meyer、Julie Christie、Sean Connery...他
[英語]
■あらすじ
騎士ボーエンは、王子アイノンの剣術指南役だった。この国の王は農民を虐げ、抑圧した。だが、耐えかねた農民たちによって殺されてしまう。王の息子アイノンもこの暴動に巻き込まれ、胸に瀕死の重傷を負う。彼の母は洞窟に住むドラゴンの許へボーエンらと共にアイノンを運び、救って貰おうと懇願する。ドラゴンはアイノンが慈悲深い王になることを誓わせ、自分の心臓の半分を彼に与える。王となって成長したアイノンはドラゴンとの誓いを破り、父王以上の暴君となり農民を苦しめた。これに落胆したボーエンは、ドラゴンの心臓がアイノンの人格を変えたのだと信じ、敵のようにドラゴンを片っ端から退治して行く。ドラゴン・スレイヤーとして金稼ぎをするボーエンの前に最後の一匹だと主張するドラゴンが現れ、一緒に金稼ぎをしようと誘う。その頃、アイノンに父を殺された農民の娘カーラは、王に戦いを挑もうと村の人々に協力を募るが、誰も耳を貸そうとはしてくれなかった。だがカーラはボーエンと出会い、ドラゴンの協力を得ると村の人々も賛同するようになった。そしてアイノンの軍に立ち向かうが……。
■感想
あんまり、竜とか剣とか騎士とか扱ったファンタジーって好きではないので、そんなに期待はしてなかったが、意外と楽しめた作品。ファンタジーとしては在り来たりの内容だとは思いますけどね。
見た目、ドラゴンの鱗がゴツゴツで可愛さなんてまったくないのだけど人格を持ったドラゴンは性格が可愛いし、おちゃめ。とてもあのショーン・コネリーが声を担当しているなんて想像出来ないけど、まあ、犬のお父さんの声を演じる北大路欣也さんみたいなものでしょうか?
アイノンはドラゴンの毒が回って非道になったんじゃなくて、、元々非道な奴だったわけだけど、父が王の時は農民が蜂起したのに、なぜアイノンが王なったら、暴動を起こさなかったのでしょうね? アイノンには世継ぎがいない(と思う)んだから、仕返しを恐れることないのに。前王を殺せたんだから、やれたと思うよ。ボーエンが現れる前でも。
それにちょっと「?」だったのは、ドレイコ曰く「ドラゴンは人を襲わない」のに、どこにドラゴン・スレイヤーの必然性があるのでしょう? ドラゴン退治の依頼する理由がわからない。あ、肉! 食肉欲しさなのね?って勝手に理解してますが……。
ファンタジーって言うより、コメディとして楽しみました。
- 感想投稿日 : 2011年12月5日
- 読了日 : 2011年12月4日
- 本棚登録日 : 2011年12月8日
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