こころの処方箋 (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社 (1998年5月28日発売)
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55の味わい深い言葉、その河合流解説

1 人の心などわかるはずがない・・・心の専門家がそういう
2 ふたつよいことさてないものよ・・・ふたつわるいこともないんだろうな
3 100%ただしい忠告はまず役に立たない・・・普遍的な忠告は役に立たない、個別に「自分を賭けて」やらねばならない。
10 イライラは見とおしのなさを示す・・・なぜヒトはイライラするのだろう
16 心のなかの勝負は51対49のことが多い・・・2対0だと完敗でも
19 男女は協力し合えても理解し合うことは難しい・・・確かに
20 人間理解は命がけの仕事である・・・
21 ものごとは努力によって解決しない・・・でも努力ぐらいしか出来ないのでやらせていただくという、河合隼雄のスタンスが・・・
22 自立は依存によって裏づけられている
32 うそは常備薬 真実は劇薬・・・そう、正しいことを言えばいいというもんではない、ということは分かっているのですが。
35 強いものだけが感謝することができる・・・そういえば、私も感謝の言葉をいわなかったことがあったよな。傲慢という弱さがあったのだ。
40 道草によって「道」の味がわかる・・・楽しい、なぜだろう。
41 危機の際には生地が出てくる・・・そうそう、その人の本質が試される。本当の力が分かる。
43 家族関係の仕事は大事業である・・・本当に大変、でもやりがいがある。
47 二つの目で見ると奥行きが分かる・・・片目が白内障の時があったのでよく分かる。
49 心配も苦しみも楽しみのうち・・・心配事がなくなって認知症になった人もいる
53 「知る」ことによって二次災害を避ける・・・人間関係でも、震災時でも

如何でしょう。
そうそうとうなずけることがありませんか。
んん、本当かなと思う言葉もありますね。
人、人生、色々あるという感じ

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
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感想投稿日 : 2014年5月5日
読了日 : -
本棚登録日 : 2014年5月3日

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