本当のことを口に出して言えない、そこにどんな悲惨な現実があっても。
架空の世界のようで身近に起きていること。あの事故後におきていることがかかれている、少し誇張して。
風評被害と言い換えて食べて応援とかいって国民をだましているこの国のことを。
子供目線でかかれているが実際は成人した女性が思い出しながら書いているという設定。
なにかを隠してうすら怖い感じがしてとても気持ち悪い文章。とても計算されて短い小説にまとまっている。
はっきり批判しないで架空の世界の小説のようにしないと書けないのはまさにこのお話のなかでおきていることと同じではないか。なんともやりきれない。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2014年9月28日
- 読了日 : 2014年9月28日
- 本棚登録日 : 2014年9月28日
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