伝説のロック歌手「バン・バン」こと、トムとバリーの話。結合双生児である彼らはいつも喧嘩してばかり。「一人が一人でいられることは幸せなことである」という言葉を身にしみて感じてしまいます。彼らに関わった人たちが「バン・バン」の本を出版するにあたって寄稿した、という設定なのであらゆる面から双子のことを知ることができる。そして気づけばこの話にのめりこんでしまっている。後半はちょっぴりホラー。…というような小説でした。短くて読みやすいのでおすすめ。
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カテゴリ:
イギリス文学
- 感想投稿日 : 2008年4月1日
- 本棚登録日 : 2008年4月1日
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