第1章 戦後思想は日本を読みそこねてきた(引き裂かれた日本―大江健三郎「あいまいな日本の私」;読まれそこないの戦争詩―吉本隆明『抒情の論理』;融合論はもう沢山―丸山真男「日本の思想」;人権思想も家族国家論も東西融合)
第2章 丸山真男の歴史意識(螺旋運動というレトリック;通奏低音の正体;革命思想と進化論受容)
第3章 「近代の超克」思想の基盤(「近代の超克」の先駆;大正期へ;大正生命主義は百花繚乱)
第4章 「近代の超克」思想の展開(マルクス主義と大衆社会;日本の使命;「支那事変」と神がかった国体論;「大東亜共栄圏」へ)
第5章 戦後民主主義を超えて(敗戦、占領は、どう受けとめられたのか;ヒューマニズムは戦争に同調した思想を撃てたのか;近代の総体を問う;知のシステムを問いなおす)
著者:鈴木貞美(1947-、山口県、日本文学)
読書状況:積読
公開設定:公開
カテゴリ:
東洋思想
- 感想投稿日 : 2018年10月21日
- 本棚登録日 : 2012年12月20日
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