医療詐欺 「先端医療」と「新薬」は、まず疑うのが正しい (講談社+α新書)

著者 :
  • 講談社 (2014年7月22日発売)
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感想 : 3

著者は2011年東北大震災で福一から23Kmの病院で医師不足を補う為に現地で医師をしていた。
著者によれば、日本は深刻な医師不足。その原因は医学部増設の抑制。
2014年妊婦が死亡している
国立病院は元々日本軍の病院。GHQが自軍用の医療機関を探したら、使えたのは日本軍の病院のみ。病院の体制は戦前のまま残った。
戦前、病院のトップは軍所属。現在は厚生官僚に代わった。
厚生官僚は医師を増やすと増額と判断しているが、それは間違ったデータとのこと。医師は人事権を奪われ白い巨塔となった。
さらに医師不足が顕著なのは戊辰戦争で賊軍にまわった場所。
水戸藩は名門は医療藩校があったが崩壊が激しく再興できず
その為に茨城大学に医学部がない。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 医者
感想投稿日 : 2021年8月24日
読了日 : 2023年5月5日
本棚登録日 : 2021年8月24日

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