1(ひい)と2(ふう)、3(み)と6(む)、4(よ)と8(や)は、いずれも子音が共通している(倍数の法則)とか、4と7は正順に読む時は音読みなのに、逆順の時は訓読みが出てくるとか、桁数の最初に1が立つ時、「1」を読むか読まないかとか、数に関することばの多様な問題が集められている。
著者は語構成を音声の側面から考察してきた研究者だそうだ。
それで数字をどのようなまとまりで捉えるかにより、アクセントが変わるといった話になっていくようだ。
桁数の多い数をどのようなまとまりでとらえるかに、個人的には関心があったので、第七章が最も興味深く読めた。
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- 感想投稿日 : 2013年5月1日
- 読了日 : 2013年5月1日
- 本棚登録日 : 2013年5月1日
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