「書店大賞」事務局に届いた不穏な内容のファックス。
その謎を、福岡から授賞式のために上京した書店員の佐々木花乃の依頼で、成風堂書店の杏子と多絵が解き明かす。
今回は、出版社の営業、井辻智紀、真柴たちも関わり、同じ謎が立体的に解き明かされていく。
大がかりな仕掛けが楽しい。
ただ、福岡、金沢、北関東、都内各所と駆け回り、人も書店員、書店大賞事務局関係者、マスコミ、出版社関係とたくさん出てくるので、読むほうも結構大変かも。
「書店大賞」は、あの有名な賞が思われてならない。
フィクションだから、と思いつつ、やはりいろんな意見、特に批判とかも受けるんだな、と興味深い。
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- 感想投稿日 : 2023年9月3日
- 読了日 : 2023年8月27日
- 本棚登録日 : 2023年9月3日
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