ペンギン・ハイウェイ (角川文庫)

著者 :
  • 角川書店(角川グループパブリッシング) (2012年11月25日発売)
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本棚登録 : 15271
感想 : 1363
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小学4年生の主人公の言動とファンタジー性に入り込めず、読み進めるのに苦労し、何度も挫折しかけた。
主人公は色々なものに興味を持ち、それをノートに書いて日々精進し、賢くなっていることを自覚する少年。賢さを維持するため甘いものが好きで、そのため歯医者に通い、そこに勤めるお姉さんと知り合う。お姉さんのおっぱいが好きで、お姉さんにも何度も注意される変な子供。
ペンギンが突然街に溢れてその研究や、友人との川の源流探し、別な友人との森に現れた「海」の研究とか、色々な研究にハマってゆく。街は魔物の出現や海の膨張で大騒動になるが、主人公の研究で救われる。
いじめや初恋のような甘酸っぱい出来事もあったりするのだが、ペンギンが産み出されてゆく謎や宙に浮かぶ海の謎など不思議すぎて、純粋な心を失った小生には楽しみ難い内容でした。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 小説
感想投稿日 : 2022年6月22日
読了日 : 2022年6月22日
本棚登録日 : 2022年6月22日

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