武士道セブンティーン (文春文庫)

著者 :
  • 文藝春秋 (2011年2月10日発売)
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感想 : 433
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武蔵を師と仰ぐ香織が前作では極端過ぎていたが、1年経って自分以外にも目を向けられるようになった。一番大きいのは、対照的だった早苗が引越した事と、香織を慕う後輩ができたことかも知れない。早苗も新しい環境で、戸惑いながら剣道を続けている。二人の遠く離れていても強い絆、イジメへの対応や親の大怪我等の事件もあり、前作よりも読んでいて面白かった。二人の剣道勝負でも3年生となる次作が楽しみだ。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 小説
感想投稿日 : 2022年1月17日
読了日 : 2022年1月17日
本棚登録日 : 2022年1月17日

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