ストロベリ-ナイト (光文社文庫 ほ 4-1)

著者 :
  • 光文社 (2008年9月9日発売)
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本棚登録 : 14976
感想 : 1591
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姫川シリーズを8、7と逆から読んでいたので、1番最初の本でやっと姫川の高校時代の事件や部下の死の原因がわかった。やはり最初から読むべきですね。武道シリーズや姫川の終わりの方は、誉田氏のハードボイルドなテイストが弱まったように思ったが、この本はまさにそのような本で、殺し方も犯人も警察内部もエグい。数々の実績を挙げていると思いきや、自分が囚われたり、同僚に手柄を横取りされたり散々な目に遭っている。意外なように思えて、これが誉田氏本来の作品なんだと思った。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 推理小説
感想投稿日 : 2022年4月25日
読了日 : 2022年4月25日
本棚登録日 : 2022年4月25日

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コメント 2件

pさんのコメント
2022/04/26

初めて、このシリーズ読んだ時
仕事帰りのバスの中でした…
あまりに描写が怖すぎてバスを降りてから歩いて帰る道が怖かったのを思いだしました。

浩太さんのコメント
2022/04/27

殺し方が腹を割いたり、ゾッとしますね。暗い夜道でそのような死体に会わないようにドキドキしてしまうのはよく分かります。

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