孤高のメス 第4巻: 外科医当麻鉄彦 (幻冬舎文庫 お 25-4)

著者 :
  • 幻冬舎 (2007年3月1日発売)
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感想 : 54
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間違って後編シリーズの4を読んでしまったので、買い直しての購読。一番最後に繋がる話題が幾つも出てきて「成る程な」と言うところ(^^;
生体肝移植が失敗に終わったが、脳死移植が倫理的に難しい日本では、健常人からの移植が第一選択ではあるが、医療の世界も先陣争いが酷い。失敗を陰では喜び、表立っては足を引っ張る。世間的には良くある話しだが、人の生死を考えると医師に聖人君子を求めるのは無理な事なのだろうか。
先輩医師の癌に伴う自院の経営問題や、恋愛話しもあるが、医師が書いた医療小説なので、どうしても医療技術の内容が中心に見えてしまう。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 小説
感想投稿日 : 2022年9月30日
読了日 : 2022年9月30日
本棚登録日 : 2022年9月30日

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