安定の岬先生の音楽シリーズ。
今回は誰も死なず、盗難や妨害だけと小さめ。犯人も想定の範囲ではあったが、犯行に至るまでのバックグラウンドに思い至らなかった。たしかにあちこちにヒントは散りばめられていたが、後になっての伏線だったと思うだけに自分が残念。
大きなどんでん返しは無いが、さすがの中山氏のミステリーだった。作家には音楽経験が無いとの事だが、常に小説の中に音楽が流れているように思える。あっというまに気持ちよく読み終えた。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
推理小説
- 感想投稿日 : 2021年10月24日
- 読了日 : 2021年10月24日
- 本棚登録日 : 2021年10月24日
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