裸足で逃げる 沖縄の夜の街の少女たち

著者 :
  • 太田出版
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感想 : 23
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タイトルからみて小説のようであったが全く違った。社会学でのインタビューの記録である。岸政彦が100分で名著の番組で推薦していた本である。
 沖縄のキャバクラで働いている女性の働くきっかけを聞くインタビューから、その女性の状況を明らかにしたものである。社会学と同時に教育学の専門家でもあるので、子どもの幼少期の生活も丹念に起こしている。
 フィールドワークについて誰でもができないことをしているので、卒論や修論、博論ではなかなか他ではできないことを書いている。
 それは本人が女性の支援グループで活動していることからできたのであろうとも考えられる。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 社会学
感想投稿日 : 2021年10月4日
読了日 : 2021年10月4日
本棚登録日 : 2021年10月4日

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