タイトルからみて小説のようであったが全く違った。社会学でのインタビューの記録である。岸政彦が100分で名著の番組で推薦していた本である。
沖縄のキャバクラで働いている女性の働くきっかけを聞くインタビューから、その女性の状況を明らかにしたものである。社会学と同時に教育学の専門家でもあるので、子どもの幼少期の生活も丹念に起こしている。
フィールドワークについて誰でもができないことをしているので、卒論や修論、博論ではなかなか他ではできないことを書いている。
それは本人が女性の支援グループで活動していることからできたのであろうとも考えられる。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
社会学
- 感想投稿日 : 2021年10月4日
- 読了日 : 2021年10月4日
- 本棚登録日 : 2021年10月4日
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