日本赤軍幹部の肉声を聴くことが出来るだけでもこの映像は貴重だと思う。しかしながら、彼らの言葉を小一時間聴き続けても、まったく心に響かない。非常に稀有な体験をした。一見の価値有。
その理由は、彼らの思想に実質はなく、観念論的な話に終始しているからだと思う。「プロパガンダの最良の形態は武装闘争である。武装闘争は抑圧された人々の言葉である。」等と勇ましく語られたところで、普通の庶民をそこそこ食べさせることが出来るという点で世界の最優良児である日本においては、まったく説得力がない。
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ドキュメント
- 感想投稿日 : 2012年1月5日
- 読了日 : 2012年1月4日
- 本棚登録日 : 2012年1月5日
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