図説 バルカンの歴史 (ふくろうの本/世界の歴史)

著者 :
  • 河出書房新社 (2011年10月21日発売)
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本棚登録 : 63
感想 : 4
5

写真がたくさん入っていて嬉しい。
少々ぎっしり入りすぎてる気もするが、内容が濃い本を読みたい人には断然おすすめ。真剣に読むとかなり時間がかかる。著者はこの地域の本が出るとなれば何か書いている気がする。著者の先生を一度大学で見かけた。とても真面目で丁寧、硬派な印象を受けた。
内容は網羅的。かなり濃いので、内容をメモしながら読んだ方が確実に頭に入るだろうという感じ。
東欧の歴史を知ってから東欧の映画など見ると、少し意味がわかりやすい。わかっていないと、たまに「なぜここに対立が?」などと、それが話のキモなのに、わからなくなることがある。
今本書が手元にないが、末尾の参考文献表などにも面白そうな本が多々あり、好奇心をそそられた記憶がある。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2014年11月13日
読了日 : 2014年11月13日
本棚登録日 : 2014年11月13日

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