飽食の時代、食べすぎが原因でさまざまな問題が起きている。
原因を作ったのは「フォイト栄養学」。見直したのは「マクガバン報告」と「チャイナスタディ」。
1章から5章はひたすらファスティング の効果効能について語られている。2章で数ページほどファスティング の具体的な方法がある程度。6章は「笑い」と「感謝」の効果効能、7章は「長息」と「筋強化」「ついて語られている。
本書では「断食」の効果だけでなく、「笑い」「感謝」「長息」の効果についても触れられている。具体的なファスティング に関する方法も述べられているが数ページ程度で、道場への案内がいたるところに出てくるので、具体的な話はそちらを受けろというふうに見えた。ファスティング に関する具体的な方法や注意点、理論的な話については少ないので、それを期待して読むとガッカリする。
全体として「ファスティング を実践して自己免疫力が高まればなんでも治る」という話を延々と繰り返し述べていた印象。正直くどい。胡散臭く聞こえて宗教臭すら感じた。
わずかながら役立ちそうな情報もあったが、信じるかどうかは読者次第なので「そんなもの」と思って読むか、時間が惜しい人なら読まないのも手かと思う。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2019年3月26日
- 読了日 : 2019年3月25日
- 本棚登録日 : 2019年3月25日
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