古野まほろ、久々の講談社刊。
ノンシリーズ。(なのかシリーズ化するのか)
サイト上で、真性の刑事物を意識したと述べており、確かにそれはよく分かった。
が、同じ刑事物なら二条シリーズの方が、ミステリとして面白かった。
当作は、少しスケールが大きすぎ、初期作品群に近いファンタジー性を感じてしまった。
個人的には、著者の独特極まるテイストと本格推理小説の奇跡的なミックスアップがみられる、ここ3-4年くらいの作品が好き。
3+
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
ミステリー
- 感想投稿日 : 2015年5月27日
- 読了日 : 2015年5月27日
- 本棚登録日 : 2015年5月12日
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