なぜ投資のプロはサルに負けるのか?― あるいは、お金持ちになれるたったひとつのクールなやり方

著者 :
  • ダイヤモンド社 (2006年12月8日発売)
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感想 : 178
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金融日記の主宰者であるkazu_fujisawaによる、ファイナンシャル•インテリジェンス、金融リテラシーを学ぶ•身につけるための入門書。
ブログやTwitterもそうだが本書もまた、経済合理的な視点から人々の経済活動を分析する。
タイトルに対する本書の答えは、効率的市場仮説にある。
ではなぜプロのファンドマネージャーが存在するのかといった疑問や、プロがいるからこそ効率的な市場が形成されることなども分かりやすく解説されている。
親しみやすい文体のため面白く、すぐ読めてしまう。
橘玲の『臆病者の〜』と内容が似てるなーと思ったら、参考文献に橘氏の著者があげられていた。

まえがき
第1章 マネーの世界はワンダーランドだ
第2章 投資とはどういうゲームなのか?
第3章 株価とは何か?
第4章 投資は運か実力か?
第5章 現代ポートフォリオ理論のシュールな結論
第6章 それでも投資したい人のために
参考文献
あとがき
謝辞

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金融日記
http://blog.livedoor.jp/kazu_fujisawa/

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: ビジネス書
感想投稿日 : 2011年3月18日
読了日 : 2011年3月18日
本棚登録日 : 2011年3月18日

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