死者の奢り・飼育 (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社 (1959年9月29日発売)
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本棚登録 : 4328
感想 : 357
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大江健三郎は読まず嫌いだったけど,なかなか面白く読ませていただきました。
この時期の大江って,米兵と死がモチーフでモロに戦後派な感じです。
文体は装飾的に見せつつ,冷徹な空気感。
何か安部公房にも通じるシュール感を感じちゃいました。
人間の羊とか,全然今でもそのへんに転がってそうな話題。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2017年9月17日
読了日 : 2017年9月17日
本棚登録日 : 2017年9月17日

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