大江健三郎は読まず嫌いだったけど,なかなか面白く読ませていただきました。
この時期の大江って,米兵と死がモチーフでモロに戦後派な感じです。
文体は装飾的に見せつつ,冷徹な空気感。
何か安部公房にも通じるシュール感を感じちゃいました。
人間の羊とか,全然今でもそのへんに転がってそうな話題。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2017年9月17日
- 読了日 : 2017年9月17日
- 本棚登録日 : 2017年9月17日
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