曹操、関羽、張飛、そして劉備が逝く。
例によって感情移入の余地のない冷静な描き方。
反対に関羽に斬られる龐徳の死は詳述される。
常々、関羽はなぜ劉備と連携せずに北伐を敢行したのか疑問だった。作者は劉備、関羽のそれまでの生き方や、彼らの思考方法を推理していくことでその答えを求めていく。それも一つの解なのだろう。
では、なぜ劉備、関羽の死に諸葛亮が関与してこないのか?
この辺の件は歴史の「たられば」が尽きない。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
歴史小説
- 感想投稿日 : 2014年2月3日
- 読了日 : 2014年2月3日
- 本棚登録日 : 2014年2月3日
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