中国が低成長に陥り、官製発表のGDPが作られた数字であろうことは、広く知られたこと。
その分析がなされているのかと思ったら、印象論と捏造国家という言葉で片付けられてしまった。大躍進政策や高速鉄道事故の隠ぺいなども傍証として挙げられ、議論が雑駁。
他にもメディアで報道されていることも多く新味はなかった。中国経済に悲観的な見方をこれだけ続けて読むと暗たんとするのは確かなのだけれど。
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- 感想投稿日 : 2016年6月22日
- 読了日 : 2016年6月23日
- 本棚登録日 : 2016年6月22日
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