読んでいる最中、何度も気分が悪くなること請け合いのグロ満載のエッセイ集。これほど気持ち悪くなる(吐き気を催す)逸話満載の本を何とか読み終えて感じるのは、人間の奥深さ。
人それぞれ、実は様々な性癖や趣味趣向を持つが、この本に登場する人物たちは、それが、所謂世間一般の常識から見ると奇異なものに思えても、自分に素直に、それを愚直に探求する。その姿は、滑稽でありつつも、なかなかに素敵なことのように思えてくるから不思議。本社は著者の人間賛歌でもある。
強烈な気持ち悪さと共に、そこに登場する人間たちの生きることへの素直な欲求の追求に、人間は面白くて、可笑しくて、素晴らしいと思える一冊でした。
しかし、気持ち悪い。。。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
未設定
- 感想投稿日 : 2012年8月12日
- 読了日 : 2012年8月12日
- 本棚登録日 : 2012年8月3日
みんなの感想をみる