100のモノが語る世界の歴史 (3) (筑摩選書 42)

  • 筑摩書房 (2012年8月16日発売)
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本棚登録 : 130
感想 : 14
3

最近、この本(BBCが作った番組が元になってるそうですが)でとりあげた100点を展示する大英博物館展が東京で開かれているそうで、そういえばこのシリーズの3巻読んでなかった、と思い出しました。前に読んだの3年前です…。
大英博物館にある収蔵品を100個選んでそれぞれ館長が紹介していく形式なので、べつに3巻だけ読んでも大丈夫ですが、通して読むと人類の長い歴史を振り返ることができるようになってます。
3巻では中世〜大航海時代を経て、近代現代へと紹介する展示物は変わっていき、最後あたりはクレジットカードとかになってます。面白いです。しかしこの本の中では様々な硬貨や紙幣が紹介されていくので、人類がたどった「金」の変遷を見ることができるわけです。
大英博物館展はいけそうにないですが、実際目でみて本で読んで楽しめるんじゃないかと思います。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 2015年読んだ本
感想投稿日 : 2015年5月9日
読了日 : 2015年5月9日
本棚登録日 : 2012年8月21日

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