美しいものが大事にされる桃華郷で下男として働く莉英は顔に痣があり、醜い外見をしていた。皆に辛く当たられる中、兄以外に対等に接してくれた大我。
兄が死に、どうにか自分が借金を返さなくてはならなくなり、男妓になろうとする莉英だったが容姿の問題もありうまくいかない。
莉英の覚悟を知った大我は「共犯」として莉英を仕込み、いつしか評判となった莉英は桃華郷一の男妓となるが、その代わり今まで持っていた優しい心を失ってしまい、大我とも距離が開き、後戻りはできず孤独に生きるが・・・。
すれ違いの物語。お互いもっと素直になれてたら良かったのにね~
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
小説・イ
- 感想投稿日 : 2011年8月5日
- 読了日 : 2011年8月2日
- 本棚登録日 : 2011年8月5日
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