つる草の封淫 (プラチナ文庫)

著者 :
  • フランス書院 (2010年1月8日発売)
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本棚登録 : 167
感想 : 22
3

珍しい設定のお話かなとは思います。その分「読ませる」部分が多いとも言えるんだけど、感情移入はしにくい感じ。
忍者モノで、武家のために忍者が身代わりになって、格上の武家に人質同然にされる。
その人質である「珠」として葛は緋垣彬匡の元へ。
彼の怒りを買うと災いが起き、皆恐れていた。彼自身の苛烈な性格の裏には何か災いとの関係がありそうで、人質でありながら葛は真相に迫るわけですが・・・
複雑。気持ちも、状況も複雑。なんとも言えないエロス感漂ってるけどね

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 小説・サ
感想投稿日 : 2019年7月29日
読了日 : 2019年7月29日
本棚登録日 : 2019年7月4日

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