ヒーローにあこがれ、ヒーローの格好をするのはいいが、そのままチンピラのケンカに口を出して、刺されて、さらに交通事故にあう。ヒーローあこがれ映画はあったが、ここまで徹底してるのは珍しい。治療の結果何かが変わって強くなるかと思ったらそういう展開にもならない。ヒーローになるには鏡の前で格好つけるのではなく、格闘技の練習が必要ってことが分からないのでいつまでも格好だけのヒーローだ。
いつまでも強くはならず、敵にワナにひっかかって、本物の同業者のニコラス・ケイジが殺されることになる。(しかし、こうしたB級映画となるとニコラス・ケイジが必ず出てくる。エライ!)
真のヒロインは11歳の女の子という意表をついた設定で、アクションはかなり過激のR-15。殴りこみのシーンで「夕陽のガンマン」の曲が流れたり、コメディなのかシリアスなのかよく分からないというのがこの映画のコンセプトのようです。
マニアックな人からそうでもない人まで楽しめるというなかなかスグレモノのヒーロー映画でした。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
映画
- 感想投稿日 : 2011年12月18日
- 読了日 : 2011年12月18日
- 本棚登録日 : 2011年12月18日
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