読者への挑戦を付けた中短編が5作品収録されています。綾辻さんの犯人当てでしかも読者への挑戦となれば期待は大きいものの、その期待が大きすぎたかも。いくつかの作品はトリックが分かってしまったので、それもあるのかもしれない。推理小説って、犯人や犯行を推理するのも楽しみかもしれないけど、実際には推理よりも綺麗に騙されたいと言う欲求があるものです。柔道なんかで相手を倒すよりも、知らない間に体落としされていたとか、、、そんな切れ味鋭い技をかけられたいと言うような、、、そういう意味では、この作品は楽しめなった一作です。2002.12.8
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
ミステリー
- 感想投稿日 : 2004年12月21日
- 読了日 : 2004年12月21日
- 本棚登録日 : 2004年12月21日
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