現代にヒトラーがタイムスリップしてきたらという設定で、原作本がヒットしたらしいが、こんな映画がよくドイツで作られたもんだ。前半はいわゆる浦島太郎状態でかなり笑える。そっくり芸人としてテレビに出るとその人気は不動のものに。徐々に本物のヒトラーに見えてくる。ドキュメント風な部分もあり、余計に混乱してくる。結末に向かって、なぜヒトラーのような独裁者が生まれたのかを考えさせられる。ヒトラーを嫌っていたはずのゼンゼンブリンクが激昂してヒトラーのように振る舞っていたのが印象的。歴史は繰り返す。
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- 感想投稿日 : 2017年7月20日
- 読了日 : 2017年7月20日
- 本棚登録日 : 2017年7月20日
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