私の浅草 (暮しの手帖エッセイライブラリー)

著者 :
  • 暮しの手帖社 (2010年11月19日発売)
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感想 : 10

江戸の香りを残す下町、浅草。
お歳暮が砂糖だったり、
芸妓が当たり前にお隣さんにいたり
男は浮気し放題?だったりと、いった具合。

昭和50年、弟さんの死去
まだガン告知をしない時代。

思い出話だし、当時としては当たり間だったから
そんなに大変そうではないが
こういう不便で密接な人間関係の暮らしって
今の人には絶対無理だろうな

49 地口あんどんの奉納。町内自慢の駄洒落
50 東中野は遠い田舎。区画整理でお寺が移転
89 医者殺し、鰹の中落ちの汁にお湯

95 堅気の女はほとんど化粧しない
98 御輿、女は触れない。二階から見下ろすのもだめ
109 6歳の6月6日から芸事をはじめると上達する

122 バナナ(パナマと言った)の叩き売り
128 4万6000日分のご利益、ポイント倍増デーか
137 汽車活動、揺れる実際の車両に乗って風景鑑賞

202 ご真影、顔の部分は紙で隠して売っていた
227 お歳暮は砂糖
248 「南の島に雪が降る」

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: エッセイ
感想投稿日 : 2012年1月7日
読了日 : 2012年1月7日
本棚登録日 : 2012年1月7日

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