プレゼンテーションzen

  • ピアソン桐原 (2009年9月4日発売)
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本棚登録 : 2806
感想 : 276
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【芸術作品】
わたしがしてきたプレゼンは、この本いわく、聴衆に退屈な時間をあたえていることになります。
久しぶりに目からウロコ級の本です。

わたしが行ってきたプレゼンはプレゼンではありません。
配布資料は当然PPTをコピーしただけのもので、プレゼン内容と配布資料は同じです。しかも、箇条書きが随所に現れます。この本に書かれているしてはいけないことをすべて網羅しています。
プレゼンを芸術作品ととらえた場合、あまりにもお粗末で人に見せるのも恥ずかしいものです。

この本で特に素晴らしいと感じるのは写真です。写真の使い方が実にすばらしい。箇条書きでいろいろなアニメーション設定を駆使している自分が恥ずかしくなります。

最近、プレゼンする機会が増えるようになっていますが、PPTの使い方を駆使しているだけで芸術的美しさのかけらもありません。これからはこの本に書かれていることをとりいれてプレゼンをします。プレゼンを芸術作品の域までもっていきます。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 仕事術
感想投稿日 : 2012年4月30日
読了日 : 2012年4月30日
本棚登録日 : 2012年4月30日

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