A級戦犯でただ一人軍人以外で絞首刑になった、広田弘毅の話。
たぶんこれを最初に発売するにあたって
絶対賛否両論あったんだろうな~と思って調べたら出てくる出てくるいろんな意見。
まぁでもいろんな意見があるにせよ
このご時世に庶民の出でよく首相にもなったし外交官にもなったよな~と思う
他はだいたい政略的に無名だった人がある程度の地位に這い上がるのに対して
広田はどこ吹く風。
あとこんなにも軍の暴走、いや軍どころか
官僚も含めみんなバラバラ。
戦前も、判決が言い渡される前も
罪を少しでも軽くしたがために、揚げ足は取るし邪魔はするしでめちゃくちゃだなと心から思った。
この本の影響ですごく広田信者(と言っていいのかどうなのか)が増えたことで
いや、そうじゃないこうだといういろんな意見があってもいいと思う。
当時広田に対しての署名運動が起きたり、絞首刑という重い刑が言い渡されたとき
沢山の物議があったのはすごくわかる。
あの時、もっと強く言えてたら、もっと無理難題を跳ね除けてたら…と考える。
それにしても読んでよかった
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2019年5月23日
- 読了日 : 2019年5月23日
- 本棚登録日 : 2019年2月20日
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