お江戸吉原ものしり帖 (新潮文庫 き 27-2)

著者 :
  • 新潮社 (2005年8月1日発売)
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本棚登録 : 128
感想 : 15
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ラストに落語家の立川志らくさんが
この本は落語のバイブルだ!とたくさん書かれていたけど
いや、まさにそうだと思う。
個人的に好きな落語、「明烏」然り。
傾城とか遊女とか花魁とかまぁ世の中いろんな呼び方があるけども
一言で言えばそりゃ売春ですけども。
違うんだよ、粋なんだよ!(と叫びたい
髪型から歩き方から帯から下着から食事からキセルも布団も
何から何まで細かくきっちり書いてある。
玄人ってこうゆうことだ。
もちろんみんながみんな、ハイ幸せでしたとか
テレビドラマで出てくる吉原とは遥かにまた違う視点で見れたというか。
今の現代女には到底真似できない。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2017年4月12日
読了日 : 2017年4月12日
本棚登録日 : 2017年3月28日

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