ふたりの距離の概算 (角川文庫)

著者 :
  • 角川書店(角川グループパブリッシング) (2012年6月22日発売)
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古典部シリーズ第5作。折木たちが2年生になって、古典部に大日向友子が仮入部してくるのだが、突然入部できないと部室を飛び出していってしまう。折木は、マラソン大会で走っている間に、4月からの数か月を振り返ってみて、何故そういうことになったのかを考えてみる。相手の性格まで踏み込んでしまう、折木の観察力と洞察力は凄いけど、ある意味怖いというか、折木にとっても結構やっかいなものなのかもしれないなあと思う。ただ、人にどう思われようとあんまり気にならない性格は羨ましい。大日向友子さん、思い込みが強すぎる。今回は入部しなかったけど、いつか入部できるといいと思う。が、難しいだろうなあ。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: ミステリー
感想投稿日 : 2021年9月21日
読了日 : 2021年9月21日
本棚登録日 : 2021年9月21日

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