地方都市の四宮大学等を舞台とした連作キャンパスミステリー。化学科の准教授沖野晴彦と庶務課の七瀬舞衣が主に探偵役となる。科学探偵だけに事件のトリックに化学的なことが関わっており、それを見破ることが事件解決の決め手となる。殺人のような残酷な事件は起こらないので、いわゆる日常ミステリーに属するかな。登場人物たちのやり取りがなかなか面白い。気楽に楽しめるミステリーだ。俳優の美間坂剣也が探偵役となる一編もちょとした工夫があっていい。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
ミステリー
- 感想投稿日 : 2020年2月16日
- 読了日 : 2020年2月16日
- 本棚登録日 : 2020年2月16日
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