おもしろい! 進化のふしぎ ざんねんないきもの事典

  • 高橋書店 (2016年5月21日発売)
3.76
  • (137)
  • (215)
  • (194)
  • (27)
  • (9)
本棚登録 : 3326
感想 : 265
5

ほうほうと感心する。よくこんなにネタを集めたね。
ダチョウー脳みそが目玉より小さい。記憶力が悪いそうだ。
ホタルー幼虫のうちは光る成虫になっても光るのは50種のうち10種
スズムシー前足に耳があるが、性能はよくない。人間の鳴きまねにも騙される。
ホッキョクグマー地肌は黒で、毛は透明でガラスのように光を反射するので白く見える。
オラウータンーケンカに勝つと男性ホルモンが出て、お面のようなヒダができる。
クジャクー羽を広げているときに強い風が吹くと転ぶ。
ウナギー黒いのは日焼け。
ニホンザルー尻が赤いほどもてる。血流がよくて健康なので。
ワニートラクぐらいの力で咬みつくが、顎を開く力は弱くて老人でも片手で抑え込める。
フラミンゴー親がフラミンゴミルクという赤い液体を与えるので白い体が赤くなる。親はミルクを与えていくと白くなっていく。
ミユビナマケモノー雨が続いて気温が低くなると内臓が働かなくなり、食べても餓死してしまう。
タカアシガニー3mもあるのもいて、脱皮に時間がかかり、失敗して死ぬこともある。
アライグマは物を洗う仕草をするが、実際には洗わない。動物園のアライグマは暇なので洗うそうだ。
コウテイペンギンーオスは2か月以上足の上で卵を温め続ける。メスがエサを運んでくる。
スカンク―おならが臭いほどもてる。
カゲロウー口がない。2時間で死ぬ。
ジュウシチゼミー敵に食べられないように17年ごとに一斉に羽化する。間違って羽化したものはたちまち敵に食われる。
キツツキー20/秒でつつく力はトラックに頭をぶつけるぐらいの衝撃だが、舌が頭蓋骨をぐるりと囲んでいて衝撃を緩和し、脳ミソも小さいので耐えられる。
ゴリラー繊細な神経を持っていて、多少の怒りは我慢するが、ストレスで下痢をすることがある。
モンシロチョウの幼虫ーキャベツを食べるが、そうするとキャベツは寄生バチを呼び寄せる物質を出す。
イルカー完全に眠ると溺れる。片目づつ眠る。一日に300回休む。
コアラーユーカリの葉は毒なので、その解毒のために一日中寝ている。
ラッコー皮下脂肪がほとんどなく、食べ続けないと凍え死ぬ。
テントウムシー鳥が吐き出すぐらい不味い。
シロナガスクジラーシャチの集団にやられてしまう。
カメムシー密閉容器に入れておくと、臭すぎて気絶する。
いやはや、面白いなあ。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 生物
感想投稿日 : 2023年10月13日
読了日 : 2023年10月13日
本棚登録日 : 2023年10月13日

みんなの感想をみる

コメント 0件

ツイートする