関西ではたまにテレビ出演などもしており、しゃべり方のおかしいアル中のおっさんというイメージだったが、実は本作を読んでわかるとおり面白いエピソードを軽妙に語りながらもその奥では鋭い洞察が常に働いている。読みやすい文体でありながらなぜ人は依存するのかという深遠なテーマが時折顔をのぞかせる奥行きのあるエッセイである。
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- 感想投稿日 : 2013年4月27日
- 読了日 : 2013年4月27日
- 本棚登録日 : 2013年4月27日
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