翼ある闇: メルカトル鮎最後の事件

著者 :
  • 講談社 (1991年5月1日発売)
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本棚登録 : 74
感想 : 11
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古き良き本格派の探偵物語に対して、
この作家さんはあえて否定論を持ち込んでいるのか?
と思いながら読み進め、エピローグで、こうくるのか、
と驚きました。
考えていた犯人像や人物像が見事に騙された。
副題の、メルカトル鮎、って何もんなんだか、
って感じではあるし、ロシア正教も、良く知らないから、
なんとも分かり難い部分はあったとしても、
面白かった。
島田さんの薦に書かれてる事に、とても納得させられます。
これがデビュー作ってすごいなあ。

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感想投稿日 : 2011年7月8日
本棚登録日 : 2011年7月8日

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コメント 1件

ともさんのコメント
2011/07/08

高評価ありがとう♪
デビュー作に「メルカトル鮎最後の事件」ってつけちゃう度胸と根性に脱帽でした。

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