面白かった!マシンに乗ってタイムトラベルするのではなくて、その時代を愛するばかりにタイムトラベルしちゃう、っていう設定が良い。
最初は永遠とパリを魅せる作品なのか?とか思ってたけど、いろいろ深くて、古い時代に憧れるのって経験してないからこそ語れる魅力でもあって、その憧れがあるから現状に満足できずに、ある意味温故知新とでもいうのかな、新しいことを生み出すことができるのではないかなーと。でも、古い時代に興味ない人にとったら、全然共感できない作品だと思う。
実在の人物がいっぱい出て来て、小ネタが所々にいっぱいあって、面白かった。知らない小ネタもあって、あとから調べてみたんだけど、そういうの知って観たらもっと面白いんだと思う。ルイス・ブニュエルの顔が地味に似ているのが、個人的にツボ。
最後、婚約者に別れを告げるところまでは良いんだけど、そのあと若い娘とのロマンスを匂わせて終わるところが、如何にもウディ・アレンらしいというか、ご都合主義というか。それにしても雨のパリを歩いてみたいものです。笑
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
洋画
- 感想投稿日 : 2013年5月29日
- 読了日 : 2013年5月27日
- 本棚登録日 : 2013年5月29日
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