めえこさんの感想・レビュー

絶叫城殺人事件 (新潮文庫)

著者 : 有栖川有栖

• 新潮社 (2004年1月28日発売)

「NIGHT PROWLER(夜、うろつく者)」と記された小さな紙片を、口の中に押し込まれ、次々と殺害される若い女。残酷な無差別殺人事件の陰には、カルトなホラー・ゲームに登場するヴァーチャルな怪物が―。
暗鬱の「絶叫城」に展開する表題作ほか、「黒鳥亭」「壷中庵」「月宮殿」「雪華楼」「紅雨荘」と、底知れぬ恐怖を孕んで闇に聳える六つの迷宮の謎に、火村とアリスのコンビが挑む。

感想投稿日 : 2011年6月8日

読了日 : 2009年11月24日

本棚登録日 : 2009年11月24日