林檎の樹の神様のもとへ嫁入りが決まってしまったらどしよもないんだよ。って運命に逆らって、逆らって逆らって逆らったけれど。相手は神様で、こちらはただのちっぽけな人間で。諦めるしかなくて。代わりたくても代わらせるわけにはいかなくて。誰もが大切で。
とね。本編は結局抗えないままで。
ハッピーエンドになっててもね。どうかなぁ。無理感があるかなぁ。とは思うんだけど。悲しかった。から4。なんだけど、おまけの番外。雪之丞さんの子供のころ。捨て子で、拾ってくれた現・両親に嫌われたくなくて必死な雪之丞と、必死になる子を見て必死にさせてしまう自分を悔やむ母がお互いを求めあえた瞬間の話が泣けたので5。大事で大切な思い出。ね。あるかな。どれかな。卑屈な思いはそんな簡単にゃ消えないけどね。すぐね。暗闇に覆いつくされるのさ。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
未設定
- 感想投稿日 : 2014年8月14日
- 読了日 : 2014年8月14日
- 本棚登録日 : 2014年8月14日
みんなの感想をみる