歯に衣着せぬタイプの口の悪い人が好きな私は、この本を読んで本当に気分爽快になったのだけど、人によっては不快になるだろうなぁ、と思える「日本人が好きな言葉」徹底批判本です。「相手の気持ちを考えろよ!」
「ひとりで生きているんじゃないからな!」
「おまえのためを思って言っているんだぞ!」
「もっと素直になれよ!」
「一度頭を下げれば済むことじゃないか!」
「謝れよ!」
「弁解するな!」
「胸に手をあててよく考えてみろ!」
「みんなが厭な気分になるじゃないか!」
「自分の好きなことがかならず何かあるはずだ!」
著者がなぜ、この10の言葉が虫酸が走るほど嫌いなのかを追求しているのですが、暴走しているように見えてしっかり問題の核心を突いているところがすごいと思います。ただ、痛いところを突かれた人はたぶん逆上するのでは…とは思いますが…(汗)
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文化
- 感想投稿日 : 2005年6月16日
- 本棚登録日 : 2005年6月16日
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